即したあり方【平日投稿39日目】
昨日のことになるが、役員会に参加して来た。
委員会の長ということで今回も発言があった。
行ってみて気づいたことがあった。
それは
「役員会の場は方向性の統一を目的とした場である」
ということであった。
教わっている方にとっては当たり前のことなのかもしれないが、
教わっていない、こういう場の経験が過去になかった私は
役員会の場を「相談の場」だと勘違いし、その質問項目の準備をして臨んでいた。
「この議題に対して2つの選択肢がありますが、皆さんはどちらがいいと思いますか?」
そういった発言をしていた。
確かに質問に対する沢山の意見を聴けるが、私のパートだけ異なった時間の流れを醸し出し、
役員会の流れを止める形になってしまった。
他の方の発言を視てみると、
「◯◯委員会は今後こうして行く!」
「◯◯やります!是非協力下さい!」
といった、言い切り、決定事項の共有だった。
質問や「もっとこうしたら?」の意見は質問のフレーズで行われていた。
最初から「どう思いますか?」や「これでどうですか?」は長としての発言として相応しくないと判断しました。
会社の社長の発表会では、水面下で会議を重ねた挙げ句のある種一方的な発言で全社員には周知をしている。
役員会=会議の場ではない、ということである。
これがわかったことで、
「では、会議の場はどこで創るか?」
「どこで議題に対して推し進めるか?」
の動き方が視えてくる。
実は全体で考えず、委員内であったり、決定権をもっている方との打合せで完結できることが多い。
だったらその場を設け、そこに時間を創る方が議題に対する発展に関してはずっと有意義であった。
「何の為にあるのか?」を見つめると、
その場に即した効果的な発言、本来の役員会の意味が見出されてくる。