どんな自分で有りたいか【平日投稿1日目】

【どんな自分で有りたいか】

 

昨日、社内勉強会の補講を開催させて頂きました。

内容としては「理念と経営」、「致知」という経営者向けの雑誌2冊を事前に読んで来て、指定した記事に対して感想や気づきをシェアし、考えの深化、視野の拡がりを目的としています。

勉強会自体は会社から推奨されているものですが、開催は私が取り仕切らせて頂いております。

 

勉強会自体が自主参加制。勤務時間外であり、もちろん給料は発生しません。

補講ということもあり、今回の参加人数は6名(自分を含む)。

この条件下にも関わらず、来てくれた方々の意識の高さが伺えます。

 

勉強会は定例通り熱く始まり、熱く終わった。

本日も達成、場の支配(自己流)。

 

通常ならそのまま解散なのだが、2人の新入社員が席に残ったままだった。

聴くと出社まで未だ1時間あるとのことで、時間を余している様子。

私も次の予定までは時間があるので、せっかくなので勉強会中に聴き切れなかったことを問うてみることにした。

 

話していく中で2人より一言ポツリと。

 

「すごいですね」

 

自分に対してすごいと思ったことがないので(それでも自分を責めない体質にはなった)、大きく疑った。

後輩だから媚とは言わなくてもお世辞をいっているのではないのか?

だが、そう思うこと自体が相手に対して失礼なマインドだと思い、頭の中から疑念を消して、そのまま受け取ることにした。

 

話しを聴いていくとどうやら考え方に対してすごいと思って言ってくれたようだ。

私は結構イレギュラーな考え方をする方だと自分でも認識しているし、そう選択するようにもしている。

変態、ぶっとんでいる。色々な言葉で言って頂けるが、私は褒め言葉と捉えている。

 

ここ最近、新しいプロジェクトに採用された。自分で申し込み、役員の面接などをくぐり抜けての採用である。何名が受けたか公表されないのでわからないが、社員700名超いる中の選ばれたのは8名。その中の1人である。

また過去にも同じくらいの倍率のプロジェクトにも選出頂いて、現在進行中である。

現在の私の立場で受けられるプロジェクト2つを受け、その2つとも採用されたのは私一人である。

 

こう聴くとなんだかすごいように思えてくるが、現実すごくないから狭間に苦しむ。本部にはこのように認めて頂いても、現場では道端のゴミクズ同然の扱いである。挨拶すら帰って来ない。3年目になった現在も、私の所属部署では最年少であり、地位も一番低い。回ってくる業務は1年目から変わらず雑用と言えてしまう内容。気が狂ったことも何度もあった(今も狂っている)。

その中で掴んだ1つの希望ともいえる機会。

ストーリーとしては確かに面白いですね。

 

その為にやった時間とお金の使い方。みんなが遊んだり飲んではしゃいでいる裏で勉強する毎日。休みの日はカフェに引きこもり、会社の飲み会、歓送迎会にも行かない。1年間で100万以上能力開発に自己投資したこと(さすがにこれは言っていない笑)。

 

「すごいですね」

と言ってもらえて、でも、

 

「参考にしてね」

とはおすすめできない現状。

 

実績が総てだな。と肌で感じました。