遅刻【平日投稿10日目】

本日遅刻しました。

 

朝6:15から講話前の前座としてスピーチの依頼頂き、アラームは4:00から複数個セットした、着替えなどの準備もばっちりで就寝。

だが起きたのは5:30。

アラームは4:00からずっと鳴っていたようだ。

会場に着いたのは6:05。

ぎりぎり間に合った、心が乱れているがそれでもやるしかない。

と思ったが、既にピンチヒッターにお願いした。

とのことでした。

 

当然だと思った。

遅くとも5:30には着いていないといけなかった。

代打に入って下さった方のスピーチは上手でした。

でも私が思ったのは、

「何で私はそのステージにいないんだ…」

でした。

スピーチの内容も創り込んで、その場に即したものにしようとここのこのタイミングしか使えない一度限りのものに事前準備したのに、

ただ「起きる」のミス一つで総てが水疱と帰した。

 

謝罪の気持ちも同時に湧いて来た。

先ずは自分を選んでくれた会長さん。

一度こうなってしまえば信頼がガタ落ち、もうこの話しはないだろうと覚悟した。

次にメインで講話される方。

前日にお互いよろしくお願いします、と言っていたにも関わらず自分がその約束を破る形になってしまった。

そしてスピーチします、と告げて来た沢山の方々に対して。

言っておきながらそもそもその場にすらいない、嘘つきである。

 

ひと通り状況を把握した後、

ではここから再発しない為にできることは何か、

何が学べるか、どう繋げることができるか

を考えました。

 

でも思いつきませんでした。

就寝前、起床後の事前準備もばっちり。

すぐに走り出せるそんな状態だったが、スタートが遅れた。

他にコントロールできること。

就寝は昨日深夜近くまで仕事であった為、すぐ寝たがこれもコントロールできない。

加えて朝起きれない恐怖から、ここ最近アルコールなど一滴も飲んでいない。

 

など考えれば考えるほど、自分の比のなさに目が向くようになりました。

「こんなに周到にしたのにそれでも起きれなかったのではどうしようもないのではないか…」

 

そんなとき一人の方から。

「日頃のルーズさが現れたねぇ」

これにははっとしました。

「普段から時間や約束を守らないクセがついているからたまたま発動したんじゃないかな」

 

責め心のない優しい口調で、私の考えの及んでいなかったところを指摘して下さいました。

実際、その方の前では遅刻したことはないはずだったが、それ以外の振る舞いで見抜かれていたようだ。

 

「しりのしまりのないところに不幸が兆す」

 

グサグサ刺さりまくりでした。

そんな自分の体質を改善して示すことが今、私に求められています。