事前準備【平日投稿8日目】
準備や用意の大事さは耳にタコができる程聴いてきたかもしれません。
それでもここで改めてその重要性を提唱したいと思います。
スポーツにおいても一切の練習をせずに大会に臨む、
なんてことはないですよね。
ましてや真剣勝負の中で勝利を勝ち得ようとしても土台ありえないことです。
先ずはルールを知ることから始まり、個別の技術練習、そして全体を通した実践練習といったように計画的なスケジュールも必要です。
団体競技の場合はそこにチームワークを形成し、シナジーを発揮する為のマネジメントも必要になってくることでしょう。
学生時代の勉強でも同じであり、個人で完結すると思える分野でも誰と練習するかや誰に教えを乞うかといった全体的枠組みも切っては切り離せない事実があります。
こうして順を追っていくと、
準備にし過ぎることはない
ということがみえてきます。
もし事前準備をせずに臨んで得られる勝利なら、それは所詮おままごとに過ぎない。
大学のサークルなどでは頻繁にこうした状況がみられます。
練習は週に1回、ひどいと練習せずに大会に出場している。
ただ楽しむだけが目的ならそれでもいいでしょう。
でもそれで負けて悔しがる、怒りを顕にすることはそもそもの前提が違うのではないでしょうか。
ただそれでも練習をせずに勝ちを重ねる人もいるでしょう。
それは過去の練習、積み重ねの賜物であり、過去が事前準備の役割を果たしたと言えます。
確固たる準備がもたらした結果の勝利。
すばらしいです。
事前準備の理論は生活とも密接です。
例えば私は朝4~5時に起きるのですが、ここでも事前準備は欠かせません。
先ずスマホの目覚ましアラームをセットすること、そのスマホを充電ケーブルに繋ぎバッテリー切れでアラームが鳴らないことを未然に防ぐこと。
明日の服装を事前に決めておき、まとめて重ねて置き、起きたときに迷わないこと。
直前になって悩むことは重い足取りを誘発します。
必要な荷物をカバンに入れておくこと。
到着してから入っていないことに気づく、怖ろしいですね。
機器がある場合は充電をフルにしておくこと。
使うときになって充電が切れてしまえば、機能を果たしません。
事後対応は後手に回ります。
しかもその労力は準備段階の時間よりも大きく費やすさだめにあります。
先手先手でとれる行動、それが事前準備です。
準備の積み重ねは+αの効果も生み出します。
原稿を用意した。
すばらしい。
でも更に事前準備できないか。
原稿を丸暗記しよう!
原稿を読んでも済まされる場面でも、あえて暗記し発動する。
その姿を見て周りは驚くでしょう。
そのとき周りの評価はどうか。
「しっかりと準備して来ている」
加えて、
「やる気がある」
と認識されるのではないでしょうか。
最低限の準備はもちろん、更にレベルを上げた準備。
それが事前準備と定義しています。
事前準備は1つのことに対するレベルといった縦の側面を持ちながらも、
沢山のことにこの理論が当てはまるといった横の側面も持ち合わせています。
事前準備の縦横の十字を確固たるものにする。
それが発展の秘訣ではないでしょうか。