私の胸焼けを治したたった一つの方法【平日投稿10日目】

仕事中、強烈な胸焼けのようなものが襲い、立っているのもやっとの状態になった。

 

原因は色々考えられる。

だが一番は仕事におけるものだろう。

 

何の為に働いているかわからない。

 

丁度部署のトップ2人いる内の普段会う機会のない1人の方に休憩中、お会いした。

なのでこの質問をした。

「◯◯さんは何の為に働いていますか?」

答えはシンプルだった。

「借金を返す為」

 

シンプルで素直な返答、故にすごく納得した。

加えてこうも答えてくれた。

 

「やりたいこともあるけど、今の金と立場じゃ未だできない」

「俺は承認欲求が強いからそれを満たす為にやっているとも言える」

 

綺麗事ではない本音に近いもの。

だからこそ響いたし、むしろ美しい答えだとも思った。

 

今の会社では、信念として「お客様の幸せと感動の為に」が掲げられ、色々な場面でそのフレーズが使われる。

すばらしい理念だと思うが、程度を下げて乱用されがちでもある。

例えば、上司から怒られる場面。

「お客様の幸せと感動の為にやっているの?」

きまり文句である。

それさえ言っておけばいいような使われ方。

実際、本質はそこにあるのかもしれないが、では私個人の気持ちはどうなるの?

いつも思っていた。

 

その解決策がわかった。

 

喜んでやること

 

これだった。

 

「お客様の為に」じゃできない。

そこには「しなければ」の義務感があるから。

でも喜べば、「したい」に変わる。

そして嫌々やっていたこと、

私の場合は部署間を越えた仕事も自分から「できた」。

 

喜んで、は「自分の為に」が先。

自分を喜ばせることができるから、結果、相手にも与えられる。

気づいたら当たり前とも思えるこの順番が大事だった。

自己犠牲では続かない。

 

喜ぶ、という心境になれたとき、自然と胸焼けは消えていた。

 

働くことは仕事だけでなく人生全体に及ぶ。

なら、喜んでやった方が自分の為にも相手の為にもずっといい。